Android×Arduinoでつくるクラウド連携デバイス―Android ADKで電子工作をはじめよう! ― 書名の通り、AndroidとArduinoを使ってクラウド連携するデバイスをつくるための解説書です。 本書の一番大きな特徴は何かと言えば、単なる技術解説だけではなく、 コンセプトとそれを具現化する実装方法の両方に触れている ことだと思います。 冒頭の0章はAOAで何が出来るのかを説明した章ですが、実はAOAを抜きにしても読んでもらえる章です。ハードウェアのオープン化ムーブメントと、インターネットの新潮流IoT、そういった概念の中でAOAという技術がどういう役割をはたすのか。 誤解を恐れずに言えば、概念さえわかっていれば実装はなんでもいいです。この章はプログラムも回路も出てこないで読むだけなので立ち読みして貰えればと思います。 1章でADKの概要と、Androidでハードウェア連携