Twitterに書こうと思ったが、長くなったのでこちらで。以下の銭さんによる映画の倍速視聴擁護の記事と、森さんによる倍速視聴批判の記事を読んで思ったこと*。 映画を倍速で見ることのなにがわるいのか|obakeweb|note 映像作品の倍速視聴は何を取りこぼすのか、銭さんへのリプライ - 昆虫亀 一般的な話として、作者の意図に沿わない/失礼な/正当でない鑑賞を「回復可能性」で擁護するという銭さんの筋は説得的だった。汎用性があるので別の話題でも使えると思う。 一方で、映画の倍速視聴(少なくとも何倍速か以上)に関してそれが言えるという主張にはあまり同意できない(まったく同意できないわけでもないが)。森さんが書いているように、作品鑑賞にとってクリティカルな面の少なからずが回復できないケースが多いと思う。エモーショナルな面はとくにそうだろう*。 これは「取りこぼす」というのとはおそらくちょっと違う