ブックマーク / 9bit.99ing.net (2)

  • 倍速の美学 - 9bit

    Twitterに書こうと思ったが、長くなったのでこちらで。以下の銭さんによる映画の倍速視聴擁護の記事と、森さんによる倍速視聴批判の記事を読んで思ったこと*。 映画を倍速で見ることのなにがわるいのか|obakeweb|note 映像作品の倍速視聴は何を取りこぼすのか、銭さんへのリプライ - 昆虫亀 一般的な話として、作者の意図に沿わない/失礼な/正当でない鑑賞を「回復可能性」で擁護するという銭さんの筋は説得的だった。汎用性があるので別の話題でも使えると思う。 一方で、映画の倍速視聴(少なくとも何倍速か以上)に関してそれが言えるという主張にはあまり同意できない(まったく同意できないわけでもないが)。森さんが書いているように、作品鑑賞にとってクリティカルな面の少なからずが回復できないケースが多いと思う。エモーショナルな面はとくにそうだろう*。 これは「取りこぼす」というのとはおそらくちょっと違う

    倍速の美学 - 9bit
    leibniz
    leibniz 2021/03/30
  • 「物語としてのゲーム/テレプレゼンスとしてのゲーム」について - 9bit

    榊祐一「物語としてのゲーム/テレプレゼンスとしてのゲーム――『バイオハザード』を例として」 押野武志編『日サブカルチャーを読む――銀河鉄道の夜からAKB48まで』所収, 北海道大学出版会, 2015, pp.253-286. 榊さんは、「〔ビデオ〕ゲームを自律した文化領域として論じるための方法論をいかにして獲得するか」という問題意識のもとに、「①ゲームをその固有性を尊重しつつ論ずることを可能にするような理論的枠組みの提示と、②その枠組みによるゲーム分析の実践例の提示」(榊 2015: 254)をすることを試みている。 ようするに、ビデオゲームの特殊性を論じるための理論的枠組みを定義したうえで、それを具体的なケース(『バイオハザード』)に適用するというものである。わたしの博論もほとんど同じ問題設定なので、モチベーションと方法にとても共感できる。 切り口としては「ゲームと物語」という古典的な

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    leibniz 2015/06/09
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