令和6年3月12日の本会議で「女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書」提出に関する陳情が採択された。 私も女性に立ちはだかる不当な格差や差別を撤廃することについては、全く異議はなく推進をしていきたいと考えるが、国連の「女子差別撤廃委員会」という組織に疑念がある。 日本は女性差別撤廃条約については批准をしているが、その選択議定書については批准をしていない。選択議定書に批准をすることで次のようなことが可能となる。 権利侵害などに関して最高裁まで争って負けた場合に個人通報を行うことができる。 女子差別撤廃委員会は個人通報に基づき調査、審議を行うことができる。 女子差別撤廃委員会は当事者国に対して意見、勧告を行うことができる。 要するに日本の司法において結論が出されたにも関わらず、それを不服として国連に訴え出ることができる制度だ。訴えを受けた国連は訴えに基づき調査をし、審議を行い、その結果
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