エリアスは自分が何者か分からなくて 「他者から怖がられるのが怖くて」 チセは、自分を不要な人間だと思って 「他人を求めて否定されたり捨てられるのが怖くて」 お互いずれたところで怖がっていて距離を詰められなくて でもようやく、お互いに少し打ち解けられたところ。 「私が怖かったのは、あなた自身ではなくてあなたから手を離されること、なんですよ」 エリアスは子供のままだから感情というものがよくわからない だからこそ、その手つきは稚拙だけれど、 なるほどなー、父親でも有り夫でも有り、子供でもある。 一粒で3度美味しい伴侶。 師匠であり、生徒でも有る。幾重にも絡み合ってる。そりゃたまらんでしょうね。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 恒例のことわざの意味まとめ Once bitten, twice shy. : 一度噛まれると二度目には憶病になる。 (エリアスの過去をリンデルから聞く) →羹に懲りて