インフルエンザ治療薬を服用後の未成年者が、異常行動を起こして転落死する事故が相次いだため、厚生労働省は、自宅の窓や玄関ドアの施錠を厳重にするなどの対策を呼びかける。 注意内容をより具体的にして、異常行動による事故を減らす。インフルエンザの流行を前に、来週中に都道府県や医師会などに通知を出し、注意喚起を徹底する。 通知では、チェーンや補助錠なども使って窓やドアを確実に施錠し、部屋から飛び出さないように注意を促す。寝かせるのは戸建てなら1階、マンションならベランダに面していない部屋、格子付きの窓がある部屋にすることも盛り込む予定。これまでは、発症から2日間は自宅で一人にしないよう保護者に呼びかけていた。