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2024年3月10日のブックマーク (1件)

  • 実は問題あり?著作権侵害の親告罪に対する誤解

    「親告罪」(しんこくざい)という言葉を聞いたことはありますか? 著作権関連でも、2018年12月30日から施行された改正法によって一部の著作権侵害の「非親告罪化」、つまりこれまで親告罪であった著作権侵害行為の一部が親告罪ではなくなったことが話題になりました。 ※すべての著作権侵害が非親告罪となったのではありません。未だ多くは親告罪です。 また、SNSなどで「著作権侵害は親告罪だから、著作権者が何も言わなければ違法ではなく、問題ない」という意見もよく目にします。 このように、”著作権侵害”と”親告罪”には関連がありますので、この記事で少し触れてみたいと思います。 そもそも親告罪とは? 親告罪とは、「告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪」を意味します。 ”犯罪”ですので、著作権以外に主に刑法において対象となる犯罪行為が定められています。 他にも器物損壊罪(刑法261条)、名誉毀損罪(

    実は問題あり?著作権侵害の親告罪に対する誤解