ツールは表現から連携の時代へ 制作プロセスは、設計→デザイン→実装という真っ直ぐな線になっているように思われがちですが、あちこちに『溝』があります。関わる人が増えたり、心理的・身体的距離があれば、それだけ溝を埋めるための作業が増えていきます。 決裁者の意図・ビジネスの目的を読み取って具体的な要件にするための溝 要件を伝え、画面設計に落とし込むときの溝 画面設計から適切だと考えられるビジュアル言語を作るときの溝 ビジュアルデザインから人々が見て、触れるような状態にするための溝 デザインツールはデザイナーの都合で選べば良いわけではなく、ツールによってはプロセスの溝を深いものにしてしまう場合があります。 Photoshop や Illustrator のような従来のデザインツールと、過去 5 年くらいに登場したデザインツールの大きな違いは、デザインプロセスにおいて解決したい課題が違うところです。
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