前回に引き続き、午前中に見た東京国際ファンタスティック映画祭のお話。 今回の一番の目的はコレ。 自主制作でありながら2年半もの歳月をかけ、フルCGにより特撮映画を作っちゃった 粟津順監督による素敵特撮映画「惑星大怪獣ネガドン」。 「フルCGで特撮を描く」という大実験作、しかし完成度高し。 自主制作な作品ですから25分と短く、そこに肝である「特撮」を混ぜ合わせなければならなかった本作品。 少し話が薄いとは思いましたが、いいんです。 だって「フルCGによる特撮」が見たかったのですから。 何より監督が描く「昭和の特撮」は、きめ細かく濃密な作りになっており大満足。 それは冒頭のナレーションからも受け取れます。 このナレーションがイカス。 一言目からガッツンガッツンとツボを刺激してきます。 その一言とは・・・ 「昭和百年」 これですよ、これ! 昭和の視点による特撮である事を証明するのに十分な一言。ア