黎明期の携帯電話の料金プランと通話料金は、それが直接的には関わらないかたちで変化してきた。無料通話分という概念がなく通話先や時間帯によって通話料金が異なっていた時期を経て、無料通話分を含む基本料金プランが誕生、そして通話料金の均一化を経て現在に至っている。もう1つの流れとして、キャリア内で無料通話を可能とするプランも一般的になってきた。 なお、国内の通信キャリアにおいて、2社で7割以上(2009年1月末現在)のシェアを持つNTTドコモとKDDIで主流なのは、基本料金に無料通話分を含む料金プランだ。利用シーン別に無料通話分や通話料金が異なるプランをいくつか用意し、主に以下のような共通の特徴がある。 通話料金は通話先、時間帯に関わらず一定 課金単位は30秒で一定(auに一部例外あり) 基本料金に無料通話分を含む 基本料金が高いプランほど通話料金が安価 基本料金が高いプランほど無料通話分が多い