インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の日本の取引サイトが閉鎖状態になっていることが25日、明らかになった。 同取引所では今月7日から、ビットコイン取引のソフトに不具合があるとして取引を停止しており、同取引所を運営するマウント・ゴックス社(東京)の担当者は今月中旬、「しばらく何も話せない」と話していた。 マウント・ゴックス社は2011年3月にビットコインの取引交換所をネット上に開設した。以来、取引量は1000億円以上にのぼり、一時期は世界のビットコインの8割を扱っていたとされる。 しかし今月7日、口座からの換金、送金業務を一部停止した。同社のホームページも25日現在、閲覧できない状態になっており、今後、同社に預けたビットコインの換金ができなくなる可能性もある。