大講堂が塩竈市公民館本町分室に誕生した昭和30年代。この頃は映画全盛期とも言われ、市内には、塩釜大映映画劇場、塩釜パール映画劇場、塩釜日活コリー映画劇場、塩釜松竹映画劇場、ミナト映画劇場(テアトル塩釜)、塩釜東映映画劇場などの映画館がありました。テレビやインターネット等が普及する前の時代背景から、映画館は文化的な刺激や団らんを味わう貴重な場でした。 「まちと 記憶と 映画館」は、このまちの昭和30年代の記憶をあつめながら、当時の映画館のような文化的な団らんの場をつくるプログラムです。高さ9.7mアーチ型天井の広々とした大講堂で娯楽や文化を満喫する時間を、まちの新たな記憶としてつくっていきます。 第一弾では、当時、塩竈パール映画劇場にて映画館体験を楽しんだ映画監督・岩井俊二氏を迎え、映画館の記憶を人々と分かち合い、また岩井俊二監督の映画上映や絵コンテなどを展示します。 主催:塩竈市杉村惇美術
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