囲碁の仲邑菫三段はより高いレベルを目指すために、3月に韓国棋院に「客員棋士」として移籍し、4日、ソウル市内で記者会見を行いました。 この中で仲邑三段は、韓国の囲碁界について、「全体的にレベルが高く、研究が進んでいる国だ。囲碁の細かいところを大事にする雰囲気があり、そういうところを強い先生たちから学んでいきたい」と話しました。 そして目標について、まずは1勝したいとした上で、「最終的には女性棋士のランキングで2位を目標にしている。強くなるにはあと5年くらいかかると思っている。一日一日を大切にしてこれまで以上に努力して目標を達成できるよう頑張りたい」と話しました。 記者会見に同席した韓国プロ棋士協会のハン・ジョンジン会長は、仲邑三段の移籍について、「仲邑さんを通じて両国がともに成長する機会になると思う。『2位が目標』と話していたが、謙遜だ。1位になるために頑張ると思う」と期待を寄せていました。
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