ネットワーク管理者もほとんどの従業員も、迷惑メール、フィッシング詐欺、マルウェアを仕掛けたWebサイトの危険性については既に十分認識しているだろう。エンタープライズネットワークの大半はスパム対策フィルタで守られ、ワークステーションの大半は最新のマルウェア対策ソフトで更新状態が保たれている。 しかしソーシャルネットワーキングサービス(SNS)はどうだろう。FacebookやYouTubeなどのSNSは、既存の方法では対処し切れないさまざまな危険性を新たに生み出している。 管理者は自社を守る戦略を確立し、防御の一助となる製品を導入する必要がある。本稿では、SNSのセキュリティリスク対策を支援する方法について解説する。 SNS関連記事 業務活用が進むYouTube、企業ネットワークに掛かる負荷は? Twitter利用ポリシーの作成でSNSの脅威に対抗せよ SNSの脅威は会社のポリシーで防止する