今年のShowNetの大きなテーマの一つである「IPv4アドレスの枯渇とIPv6への移行」に関してNTTコミュニケーションズ 宍倉弘祐氏、長谷部克幸氏にお話を伺いました。 Q: 去年と今年のShowNetで大きく違う点を教えて下さい 宍倉氏: まずは、Large Scale NAT(LSN)を含めたネットワーク構造が異なる点です。 昨年はLSNをエッジルータの直上に設置していましたが、これはユーザに近い所でアドレス変換を行うことを想定した方式です。 この方式は、LSN一台あたりの収容ユーザ数を少なくできる反面、同じISPのユーザ同士の通信であっても異なるLSNを2つ通過するケースを考えなければならない、といった考慮も必要です。 そこで今年は、他の方式の一つとして、LSNは外部接続の直前に設置し、同じISPのユーザ同士はプライベートアドレスとグローバルアドレスで直接通信できる方式にチャレンジ
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