フォーステン・ネットワークスは2010年4月13日、同社のデータセンター向けLANスイッチによるネットワーク仮想化構想を明らかにした(写真1)。高速パケット転送とVLANの構成管理をPerlやPythonといったスクリプト言語で制御するライブラリを提供。VMwareやOpenSolarisが備える仮想ネットワーク機構の運用管理と連携しやすくすることで、データセンター内ネットワークの柔軟な構成変更を実現する計画だ。 物理的な機器配置や構成変更が不要なネットワーク機器の仮想化は、運用の自動化を目指すデータセンター事業者にとって鍵となる技術の一つ。米Cisco Systemsの「Unified Computing System」(UCS)のようなインテリジェントなLANスイッチを核とするサーバーを含めた一体提供や、アラクサラネットワークスの「Open Autonomic Networking」の