日本の新しい基幹ロケットのH3の初号機の打上げが2023年2月17日に予定されていた。 日本の大型ロケットの現行機種H-ⅡAからは約20年ぶり、その前のH-Ⅱからは約30年ぶりの新機種なので、自分としても楽しみに見ていた。 結果としては1段目メインエンジンのLE-9の推力立ち上がり後に固体ロケットブースターSRB-3への点火信号を送らず、離昇せずにアボートに入った。打ち上げ時期を変更して次回の打上げを目指すようだ。 中止か失敗か? 共同通信社や一部の速報で「衛星打ち上げ失敗」と報道された。その他の報道が「中止」や「打ち上げされず」という言葉を使っていたのと比べて、強い言葉を使っていた。(現時点でも訂正されてない) さらに、会見で記者さんの態度が悪く、ネット上で炎上した。ロケットエンジン並の火の付き方で興味深かった。 結論あえて成功・失敗の2つにスパッと分けるのであれば、H3に与えられたミッ