2013年01月14日00:17 カテゴリ本 宙の地図 (壮大なノロケだったんだよ!!) 大反響を巻き起こした『時の地図』の待望の続編、との帯にひかれて買ってきました。 宙の地図 (上) (ハヤカワ文庫NV, フェリクス・J. パルマ著, 宮崎 真紀 翻訳) 前作はH・G・ウェルズの「タイムマシン」を題材に書かれた作品ですが、今回は「宇宙戦争」が題材。ストーリーの展開というか組み立て方がなかなか…序盤の「あれ?」と思う点は後できっちり説明がつきますので安心してお読みくださいませ。最初は心配したのですが、作者が狂ってしまった訳ではないようです。 という訳であらすじには直接関係のない感想を。 まずこの作品はどういうジャンルなの?というところから。 ファンタジー、ホラー、SFそういった分野の混合物ですね。そこに「19世紀ロンドンもの」とでもいったテイストをちょい足し。 「19世紀ロンドンもの」っ