コンピュータと映像・音響技術を結び付けたメディア技術が広く普及し、人とコンピュータの関係は大きく変わりつつある。これに伴い、感性情報の処理、現実 世界と仮想世界の境界に挑む複合現実感技術、空間を対象とした情報処理・アート・デザイン・インタフェース、人に優しいメディア環境などの話題が注目され るようになってきた。 この講義では、メディアも含めた現代技術の目指す方向、それらの21世紀社会に与える光と影の問題を論ずるとともに、将来の人間中心の「ヒューマンコミュニケーションメディア」へ至る道を展望してみたいと考えています。
![コミュニケーション・システム(2002年度講義)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/76338e38ae2935ceba8ab56b9d8367d51509f60e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Focw.u-tokyo.ac.jp%2F%2Fcourse_images%2F11300%2F200px.jpg%3F1350900263)