外資系が「メジャーリーグ」なのに対し「ファーム」と呼ばれる日本の大手 採用の危機感を持ちづらい大企業の経営陣と現場の温度差
3月も下旬に差し掛かった。日本企業の大半、たとえば上場企業の場合で言えば約7割に当たる2500社ほどが3月決算を採用している。今年度の業績を少しでも良くすべく、多くの企業が奮闘するのが今の時期でもある。 一方、今年度の期末に無理して業績をカサ上げしたとしても、次年度にその反動で落ち込んでしまっては意味がない。企業は原則として永続的に収益を出していかなければならない。 では、長い期間で利益をキッチリと出し続けているのは、どんな企業なのか。東洋経済オンラインはそんな観点から、過去10年にわたって純利益を積み上げてきた企業を独自に調べ、トップ500社をランキングした。 調査対象としたのは2014年10月期までに本決算を迎え、上場を続けてきた企業で、10年前は未上場だった会社や変則決算などのためにデータがそろわない上場企業と金融機関は原則として除いた。 最終的に会社に残る利益 純利益とは、企業の営
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