スーフリ報道判決:雑誌「噂の真相」などに賠償命令 早大生らのサークル「スーパーフリー」の集団婦女暴行事件(03年)に関与したかのような報道で名誉を傷つけられたとして、男性会社員電通社員がメールマガジン発行者や雑誌「噂の真相」(休刊)編集人らに計990万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は7日、計605万円の支払いを命じた。綿引穣(ゆたか)裁判長は「関与を取材した事情はうかがえず、明らかに名誉を傷つけた」と述べた。 賠償額は、メールマガジン「サイバッチ」発行者が220万円▽インターネット掲示板「2ちゃんねる」管理者が220万円▽噂の真相と編集人が165万円。2ちゃんねる管理者には書き込みの削除も命じた。 判決によると、サイバッチは03年6〜7月、会社員の実名や勤務先を公開。2ちゃんねるや噂の真相03年10月号とともに、サークルの元代表(32)=懲役14年が確定=の「盟友」で、事件に関与した