米南部ケンタッキー州で4月30日、ライフル銃で遊んでいた男児(5)が、誤って妹(2)の胸を撃ち死なせる事件が起きた。AP通信が5月1日伝えた。 昨年12月に東部コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受け、オバマ大統領は銃規制強化を目指したが、米上院が法案を否決。だが州レベルで規制強化を目指す動きは続いており、今回の事件が議論に影響を与える可能性がある。 使われたのは「マイ・ファースト・ライフル」をキャッチフレーズに、子ども向けに売られている小型のライフル銃で、男児が去年、プレゼントされたものだという。当時、母親が在宅していたが、台所を掃除するなど注意をそらしているうちに事件が起きた。実弾が入っていることに気付かなかったという。 4月には、東部ニュージャージー州で4歳の男児が6歳の友人の頭を誤って撃ち、死亡させる事件も起きている。(共同)