新文化2005.2.10の末面は、「ライトノベル活況の実態」と題して、書店を中心としたライトノベル市場の実態をレポート。電撃文庫は本当に売れているらしい。2004年の前年比で電撃16.4%増とのこと。電撃文庫のシェア拡大の原動力として「単品ごとの実績配本システムによる売り損じの減少にある」(ひょうたん書店・勝田康一郎氏)とある。たいてい文庫本は店の売上規模などで取次からの配本数が決定されるランク配本が一般的だが、メディアワークスは作品一点ごとの各書店の売れ行きを把握して、配本を決定しているとある。すごい。電撃文庫って各月けっこうたくさん新刊を出しているし、コミック同様町の本屋さんにも置いてある。初版部数がコミック並とも聞いた。なのに売上をマメにチェックしているんだ。えらいなあ。この実売配本システムにより、返品率は23%程度とのこと。また、「電撃組」という特約店制度を導入、この特約店以外には