総住宅数と総世帯数の現状 平成30年公表の住宅・土地統計調査によれば、平成30年の10月1日においては、日本の総住宅数は6240万7千戸あるのに対して、総世帯数は5400万1千となっており、1世帯あたりでは1.16戸という状況です。 住宅・土地統計調査では、5年ごとに調査を公表していますが、5年前と比べると総住宅数は177万9千戸増え、総世帯数も154万9千世帯の増加となっています。 住宅の数は、人口減少が騒がれ始めた10年前と比べると、約500万戸も増えています。 不動産市場では、昔から今に至っても新築住宅が人気なので、人口が減少しているにもかかわらず住宅が供給され続けています。 人口が減少しているのに、住宅数だけでなく総世帯数も年々増えているのは、単身世帯が増加していることを表しています。 単身世帯の増加というと、昔は地方から上京した若者が原因でしたが、高齢社会の現在では独居老人の増加