ご飯はもらえた。身体的には過保護なほどだった。 でも、小さいころから、好きなこと何にもさせてもらえなかった。 お尻のあざが消えないうちにコードで叩かれた。中学まで続いた。 学校でも部活禁止。校歌斉唱禁止。お祭り由来の学校行事禁止。輸血禁止。週末は布教。 高校生になるころには終わりが来ているから進路なんて考えなくていいって言われてた。 真面目に独自の聖書使った洗脳教育受けてた。 でも、10歳のころに、教義が変わって、来るはずの終わりが来なくていいことになった。 結婚も推奨されてなかったから、結婚先延ばししたお姉ちゃんたち全滅。仕事も推奨されてなかったから、フリーターで鬱やニート乱発。 家庭的な人ばっかりだったのにもったいなーい! でもね、そんな環境でも、環境を自力で変えていった人いたのよね。大学進学も自力でしたり、資格取ったり、どんどんうまく逃げていった、軽やかに羽の生えている人いるわけです