Emacs の設定に慣れてくると、様々なモード別に設定をほどこしたくなってくるかと思います。 具体的には、プログラム言語によってスタイルを変えたいとか、特定のモードに限ってキーバインドを変えたいとか、モード別に起動するマイナーモードを設定したい等が思い浮びますが、そういった細かい設定に対応するために、Emacs には hook という仕組みがあります。 イベント発生時に設定を有効化できる、それが hook。 hook:フックとは、引っ掛けておくフックのことで、決められたイベント (例えば、ファイルを保存するときとか、モードを変更したときなど) に予め関数をセットしておくことで、イベント発生のタイミングで関数を実行させることができる仕組みです。 よくある例を挙げてみましょう。これはメジャーモード emacs-lisp-mode を呼び出したときに、実行される hook です。 ですが、この書
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