2月19日、中国政府の汚職や浪費に対する取り締まり強化で、世界最大級のカジノ拠点・マカオの娯楽産業に影響が出ている。写真はVIP用入口から出る中国本土からのカジノ客。17日撮影(2015年 ロイター/TYRONE SIU) [マカオ/珠海(中国) 19日 ロイター] - 中国政府の汚職や浪費に対する取り締まり強化で、世界最大級のカジノ拠点・マカオの娯楽産業に影響が出ている。ハイローラーと呼ばれる大金を落としてくれるVIP客が遠のいているためだ。 最近マカオの4つのカジノを訪問したところ、VIPルームはほとんどが閑散としており、一部は板が打ち付けられ閉鎖されているところもあった。カジノテーブルは板と白い布で覆われていた。 政府の厳しい通貨管理を避けようとする観光客が利用していた近隣の質屋や宝飾店、国境付近の珠海にある海外送金所は人影もまばらだ。 昨年2月、マカオの35カ所のカジノ運営会社は興
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