◆強制徴用された朝鮮半島出身者の記念館 サハリンに建設へ ロシア極東サハリンで、日本による植民地時代に強制徴用された 朝鮮半島出身者の過去と現在、未来を映し出す歴史記念館の建設が推進される。 ロシア・サハリン州韓人協会など現地の四つの韓国系団体と地球村同胞連帯など 韓国の二つの支援団体が11日(現地時間)、サハリン州都ユジノサハリンスクで、 「2015年の(日本植民地支配からの)解放70周年記念と、同胞の福祉と教育のための 『サハリン韓人歴史文化センター(仮称)』建設を共同推進することで同意した」として 覚書を締結した。 センターはユジノサハリンスク市内に建設される。 強制徴用の実態と、解放後もサハリンに放置された同胞の哀歓や生活史を伝える 歴史展示が中心となる。 強制徴用の生存者向けの医療・福祉施設、図書館などの文化スペースも設けられる予定だ。 これら団体は2015年下半期の着工を目標に