http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140914-00000510-san-soci 産経新聞の連載小説『アキとカズ』は、ついに双子の姉・アキが24年ぶりに樺太から祖国・日本へ帰国を果たす。 ソ連(当時)からも日本政府からさえも忘れられた樺太の日本人の存在を知らしめ、 固く閉じられた“鉄の扉”をこじ開けるきっかけとなったのは、アキがソ連の最高権力者・フルシチョフ宛てに打った一通の電報であった。 このエピソードは大筋「実話」である。アキのモデルのひとりである堀江和子さん(平成19年、80歳で死去)が、 やむにやまれず打った“捨て身の作戦”。 『サハリンの韓国人はなぜ帰れなかったのか』(草思社)著者、新井佐和子さんは、この時の堀江さんの思い切った行動がなければ、 いまだにサハリン(樺太)に残っていた人々は帰れなかったかもしれない、としている。 さて、このとき