かつて、巨体と毒舌でキワモノのような扱いを受けていた時代が懐かしい。すでに、「深夜番組で最も面白い」と称賛される『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)と『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)、商品を褒めると“マツコ売れ”という現象が起きる『マツコの知らない世界』(TBS系)など、芸能人と一般人の垣根をなくした画期的な『アウト×デラックス』(フジテレビ系)で、MC(司会者)として認識されるようになっていましたが、今年はさらにパワーアップ。 4月には自らロケに出る『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)と、マツコ版アンドロイドと共演した『マツコとマツコ』(日本テレビ系)、10月には総合演出を手がける『マツコ会議』(日本テレビ系)がスタートするなど、MCとしての勢いは増す一方です。マツコ・デラックスさんは、なぜ視聴者と番組スタッフからこれほど求められているのか? ここではそのMCスタイルから魅力を