インドネシアのバンダアチェで、ウィリアム・コノリーさんがフレーザー・アニング議員に生卵をぶつける場面を壁に描くアーティスト(2019年3月21日撮影、資料写真)。(c)CHAIDEER MAHYUDDIN / AFP 【5月29日 AFP】ニュージーランドで今年3月に発生したモスク(イスラム礼拝所)での銃乱射事件をめぐり、イスラム教徒の移民に対する攻撃的な発言をしたオーストラリアの極右議員に卵をぶつけて一躍有名になった10代の少年が、訴訟費用などへの充当用にと自身に対して寄せられた募金約10万豪ドル(約760万円)を、同事件の被害者らに全額寄付したことを明らかにした。 ニュージーランドでの銃乱射事件では、イスラム教徒51人が犠牲になった。物議を醸す発言で知られていたフレーザー・アニング(Fraser Anning)元上院議員は、同事件はイスラム教徒が移民として入国してきた結果だと発言し、激