ニットを編むけど電子工作もやり、着ぐるみニットでイベントを徘徊する一方でヤンキーコスプレニットでコンビニにしゃがみこむ。 こういう人を何と呼んだらいいのかと言えば、「ハイパーニットクリエイター」でいいようだ。 何だかつかみどころのない書き出しだが、実はつかみどころ満載のクリエイター、力石咲さんを取材しに、アトリエにお邪魔した。力石、と書いて「ちからいし」さんです。 (乙幡 啓子) あたたかそうなのがいる 力石さんに初めてお会いしたのは、昨年5月に開催された「Make:Tokyo Meeting 03」 でのことある。そのとき彼女はこんないでたちで会場内を歩いていたと記憶している。