教科書には書いてない猫下部尿路疾患~臨床家が知っておくべき戦略的治療~ | はぐれ獣医 純情派~異論!ワン論!Objection!~ 月刊「CLINIC NOTE(クリニックノート) 」 2006年12月号 はじめに 猫下部尿路疾患(FLUTD)において尿閉を惹起する尿道プラグの主成分は全てがストラバイトではありませんが,尿道閉塞に関係するリスクファクターが最小限になるよう計画する必要があります。スタンダードな治療では太刀打ち出来ない難治性症例に遭遇するケースも少なくありませんが、そのようなケースにおいていくつかの“引き出し“を用意しておく事は重要なことです。今回は猫の尿閉の戦略的な治療と題して,文献などで発見した,教科書には載っていない方法をご紹介します。 戦略的治療その1 尿を酸性にする 猫で最も一般的な燐酸塩類の結石(ストラバイト尿石など)は尿pH7.0以上のアルカリ状態が持続するこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く