米国のトランプ大統領。2018年の訪仏時に戦死した米兵について「負け犬」などと侮辱したとの報道が出た/Drew Angerer/Getty Images North America/Getty Images (CNN) トランプ米大統領が2018年、第1次世界大戦の終戦100周年記念式典に合わせてフランスを訪問した際に米軍墓地への訪問を中止し、戦死者らを「負け犬」などと侮辱したと、米誌アトランティックが報じた。米政権の元高官はCNNに、報道内容はほぼ事実だと語った。 トランプ氏は訪問中、パリから約80キロ離れた米海兵隊員の墓地で式典に出る予定だったが、当日は大雨と濃霧でヘリコプターが飛べなかった。車で現地へ向かう案も、ホワイトハウスが警備の難しさを理由に却下したとされる。 しかし米誌アトランティックは3日、複数の情報筋の話として、トランプ氏が墓地訪問を嫌がり、戦死者らを「負け犬」「間抜け」