NECは、センサ機器を介してやり取りされる情報の安全な通信を実現する、高速・軽量暗号技術「TWINE(トゥワイン)」を開発したと発表した。今回の技術は、防犯カメラやGPSを搭載した端末などを介して大量に通信される実世界の情報(ビッグデータ)のプライバシーを保護するためのもの。 現在、標準的な暗号アルゴリズムとして使われているAES(Advanced Encryption Standard)は、回路規模が大きくなるため、小型のセンサ機器に暗号化専用のデバイスを搭載することは困難で、また、小規模な回路で暗号化が可能な従来の軽量暗号アルゴリズムは、ソフトウェアでは処理速度が低下するという課題がある。 今回開発したTWINEは、小規模な暗号専用のデバイスと、マイコン・サーバにおけるソフトウェア処理の全ての環境において高速に実行できる新しい暗号アルゴリズムで、ハードウェアの回路規模や、マイコンにおけ
Appleが公式には発表していないメモリ容量は、うわさ通り1Gバイトだった。ロジックボードにはエルピーダメモリの4Gb LPDDR2が2個あり、合計で1Gバイトになる。Wi-FiチップはBroadcom製、通信チップはLTEをサポートする米QUALCOMMのマルチRFチップで、モデムもQUALCOMM製だ。16GバイトのNANDフラッシュメモリとMCPメモリは東芝製。 iFixitは、デュアルコアプロセッサとクアッドコアグラフィックスを組み合わせたSoCの「A5X」(iPad 2の「A5」と同じSamsung製)のカバーを外した写真も掲載している。 Retina Displayでの10時間駆動を実現するというバッテリーは、125×65×4ミリのセル3つで構成されており、電力量は43ワット時。 iFixitは、2003年に創業した、Apple製品を中心とするハードウェアの修理を請け負う企業。
今、「飛ぶように売れるコンピュータ」が英国で話題だ。といっても、Appleの新製品とかではなく、「Raspberry Pi」という日本では馴染のない製品で、手のひらにのる簡素なボードコンピュータである。先日、認定販売会社の英国RS Componentsが日本でも発売する予定を発表した。「ラズベリーパイ」というおいしそうな名前とは裏腹に、同コンピュータは重大なミッションを掲げるプロジェクトに基づく製品であり、チャレンジはこれからと言えそうだ。 「ホットケーキのように売れる」という英語の慣用句があるが、Raspberry Piが数十分で完売したと聞くと、これこそ「ホットケーキ」だなと思う。2月29日朝6時、Raspberry Piの販売が開始するや、販売店のPremier FarnellとRS Componentsにはアクセスが殺到、Premier Farnellではピークトラフィックが300
「板ばさみの矛盾」を解決、米国で取り組む古くて新しい太陽電池:スマートグリッド(1/2 ページ) 高効率かつ低コストな太陽電池を作るにはどうすればよいのだろうか。材料や構造を工夫しても両立は難しい。どちらか一方になってしまう。米国のNRELとORNL、Ampulseは、薄膜Si(シリコン)太陽電池に単結晶構造を作り込むことでこの問題を解決しようとしている。効率15%で、1W当たり50セントの太陽電池を作れるという。 今から約60年前、現在の太陽電池の原型が発明されたとき、米The New York Times紙は「砂から作った電池が太陽の巨大なエネルギーを取り出す」という見だしを立てて報じた*1)。 *1) The New York Timesの1954年4月26日版、"Vast Power of Sun Is Tapped By Battery Using Sand Ingredient
紙の教科書は現在、機能強化された電子教科書に道を譲り、少しずつ「過去のモノ」になろうとしている。しかも世界中で。しかし、学生に電子教科書を実際に使ってもらうにはまだ各所の意識改革が欠かせないようだ。 韓国はすでに公立学校と高等教育機関ですべての教科書を電子化する取り組みを行なっているし、インドでは公立学校の生徒をターゲットに、最低限の機能を持つ非常に低コストのタブレットを僻地でも展開しているとされる(編注:山谷剛史氏の現地ルポも併せてご覧頂きたい)。では、Book Industry Study Group(BISG)が米国の高等教育機関の学生のわずか11%しか電子教科書レンタルサービスを利用していないことを見出したのはなぜだろうか。米国の大学で調査対象となった学生の75%が電子教科書よりも紙の教科書を好むのはなぜなのだろうか。 「出版業界のあらゆる領域と同じく、大学の教科書市場は指数関数的
Less than one year after its iOS launch, French startup ten ten has gone viral with a walkie talkie app that allows teens to send voice messages to their close… While all of Wesley Chan’s success has been well-documented over the years, his personal journey…not so much. Chan spoke to TechCrunch about the ways his life impacts how he invests in startups.
キャンプに行ったとき、わざわざ予備バッテリーなどを用意しなくても、たき火をすればスマートフォンが充電可能になるというアイテムが「BioLite CampStove」です。USB給電能力があるので、スマートフォンだけではなく、USBケーブルで接続すれば充電できるものはなんでもOKです。 BioLite Energy Everywhere. http://www.biolitestove.com/BioLite.html まずは実際にどのように使うのか、ムービーを見るのが手っ取り早いです。 Introducing the new BioLite CampStove - Reserve now! on Vimeo 要するに、たき火発電でスマートフォンなどの充電ができる装置というわけです。その原理は下記ページで解説されていますが、たき火部分で起こした5000ワット分の熱エネルギーを、熱電モジュール
サーバールームや冷蔵庫にビニールハウスからトラックの荷台まで、温度管理が重要だけれども定期的にデータを記録するのが難しい場所は意外と多いもの。こういった状態では、例えば倉庫の内部の温度を毎朝温度計で確認していても西日が当たる夕方に極端に温度が上昇していることを把握できず保管しておいた食品などを傷めてしまう、といったことがあるかもしれません。 という訳で、一般的な温度計は目で見てチェックした時の状態は把握できても時間をさかのぼってデータを調べることはできないため厳密な温度管理が必要な場合に死角をつくってしまう可能性があります。そんな不安を解消してくれるのが「WATCH LOGGER KT255U(税込み3万8800円)」。手のひらに収まるほどのコンパクトサイズながらバッテリー駆動で温度と湿度を計測して記録できる製品です。 例えば、サーバールームの温度がちゃんと一定に保たれているかを確認するの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く