近年、日本でもシステムエンジニアリングに SysML を活用する動きが活発になっています。しかし、日本語で提供されるドキュメントやセミナーは SysML の言語仕様に焦点を当てたものが多く、実際のシステムエンジニアリングにおける活用方法を理解できる資料は少ないのが実情です。この特集では、組込みシステム開発におけるモデリング手法、オブジェクト指向的な開発について、SysML をベースに解説。システムエンジニアリングや設計段階で、いかにモデル開発を取り入れればよいのか、その概要と実践について説明します。 ※本稿は、技術評論社刊『組込みプレス Vol.18』に掲載された特集記事「特集2 システムエンジニアリングで SysML を使いこなす」の転載です。 技術評論社の了承を得て転載しています。 本稿については、一切の転載をお断りします。