中国のSkypeユーザーに影響を与えている大規模なセキュリティ問題について、Skypeはほとんど認識していなかったことを同社社長が明らかにした。 Skype社長のJosh Silverman氏は米国時間10月2日、同社のブログ上で、Skypeの中国内パートナーであるTOM-Skypeが、中国政府が攻撃的とみなしたユーザーのインスタントメッセージの記録や保存を行っていたことを同氏自身は知らなかったと説明した。 Silverman氏は、中国ではすべての通信が同国政府の監視下にあることから、Skypeのインスタントメッセージング(IM)チャットも監視されていたことは知っていたと述べる。同氏によると、 Skypeはまた、2006年には中国で検閲が行われている事実をユーザーに公表し、チャットメッセージで使われる特定の言葉を遮断するためテキストフィルタが使用されていることを説明したというしかし、Sil