東京都多摩市で、3万人収容のサッカー・ラグビーの競技場「多摩ニュータウンスタジアム」を建設する構想が動きだした。出発点は、空き家の増加や住民の高齢化が著しい多摩ニュータウン(NT)に、にぎわいの拠点をつくりたい-という地元有志の思いだ。 構想によると、新スタジアムは同市諏訪の市立多摩東公園内にある市立陸上競技場=写真、本社ヘリ「あさづる」から(坂本亜由理撮影)=を建て替えて整備する。天然芝グラウンドをスタンドが取り囲むサッカー専用の構造で、長辺を長くとってラグビーの規格にも合わせる。東京五輪後の開業を目指す。 現在の陸上競技場は1986年に完成し、市が2017年度から改修に向けた設計に取りかかる予定だった。これに対し、地元有志らは「多摩ニュータウンスタジアムをつくる会」を立ち上げ、近隣にはないサッカー、ラグビーのスタジアム実現を模索。市に財政負担を求めず、公共施設の建設や運営に民間の資金や
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