2日目にして昇格を決めた青森と、昇格の望みを絶たれた福井。地域決勝ならではのコントラストだ 【宇都宮徹壱】 「あらためて思ったのは、われわれにはチャンスはなかった、ということですね。フィジカルだったり、守備の粘り強さだったり、決勝ラウンドに来ているチームに比べると、ウチはかなり劣る面がある。勝負に懸ける姿勢という点でも、ウチはまだまだ甘い」 FC今治の岡田武史オーナーの言葉である。今治がたどり着くことができなかった全国地域リーグ決勝大会(以下、地域決勝)の決勝ラウンドは、高知県の春野総合運動公園陸上競技場にて11月21日から23日まで開催され、岡田オーナーは最終日の23日に視察に訪れていた。この決勝ラウンドに出場していたのは、ブリオベッカ浦安(Aグループ1位)、ラインメール青森(Bグループ1位)、サウルコス福井(Cグループ1位)、そしてFC刈谷(Bグループ2位=ワイルドカード)の4チーム。
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