11月1日、福岡のレベルファイブスタジアムにおいて、凱歌があがった。松本山雅FCがJ1初昇格を決めたのだ。J2昇格からわずかに3シーズン。老練な指揮官が率い、熱狂的なサポーターに支えられての快進撃の背景にあったものは一体なんだったのか。今回の『J論』では、さまざまな視点からこの初昇格を振り返る。最後に登壇するのは、旅に生きる論者・宇都宮徹壱。早くから松本を追い掛けてきたこの男は、遠きにありて松本の未来を思う。 <写真>2009年、地元アルウィンで念願のJFL昇格決めた (C)宇都宮 徹壱 ▼バルセロナにて 松本山雅FCのJ1昇格の報を知ったのはTwitter上でのことであった。その時、私はスペインのバルセロナにいた。 その日はカンプ・ノウでバルサ対セルタを観戦することになっていたが、J2の動向も気になって仕方がなかったのである。結局バルサは、ホームでセルタに73年ぶりに敗れて首位陥落。貴重
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