2015/3/14 今季からJリーグは全選手を追尾できるシステムを導入して、走行距離やスプリント回数を測定できるようになった。ただし、単に数字を並べるだけだと、本質がノイズに埋もれてしまう。本連載ではデータをインフォグラフィックで表現することで、Jリーグの魅力をあぶり出す。 どのMFが一番走らなかったか? 走ったやつが偉い――。 一般的にサッカーでは、そんなイメージが根付いているだろう。実際、Jリーグの第1節後の報道では、兵藤慎剛(横浜Fマリノス、MF)が最も長い13.0kmを走り、2番目が前田遼一(FC東京、FW)の12.4kmだったことが話題になった。 だが、サッカーはそんな単純なものだろうか? 今回、データスタジアム株式会社の協力を得て、J1第1節における「走らなかったMF」ランキングを作成した。 90分出場したMF登録の選手に限定して、走行距離の短い順に並べてみた。 このランキング