米津玄師が3月14日にニューシングル「Lemon」をリリースする。 TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろされたこの曲は、大切な人を失った悲しみや喪失感を痛切に歌う1曲。制作にあたっては、米津自身の肉親の死が大きな影響を与えたという。この特集では、米津に曲の背景にあった思いについて語ってもらった。 取材・文 / 柴那典 ──「Lemon」は「アンナチュラル」というドラマの主題歌の話があって書き下ろした曲なんでしょうか。 はい。そうですね。 ──依頼を受けて、最初の印象はどういう感じでしたか? 昨年はアニメや映画の曲をいろいろと作ったんですけれど、アニメや映画は自分もよく観ていたし、原体験があると言うか、なじみの深いものだったんです。だから、子供の頃のことを思い返しながら作ることができた。でも、ドラマについてはそういう自分の原体験がないんですよ。なので実際に制作の方たちか
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