コロナ禍のいま、屋内外でマスク着用を求められる機会はたくさんあります。マスクを着けていて息苦しさや暑苦しさを感じたことのある人は多いと思いますが、その息苦しさから「マスクを着けていると酸素不足になって、何か身体に害があるのではないか?」と不安になる方も多いと思います。実際にはそのような心配は必要ありません。今回は、マスクをつけた状態で血中酸素濃度を測定した研究の結果から、マスク着用時にできることまで紹介したいと思います。 この記事の目安時間は3分です (画像素材:ピクスタ) 日常生活でマスクの着用によって低酸素状態に陥ることはまずない 布製や不織布製のマスクを着用することによって「低酸素状態」に陥るかどうかを検証するためには、実際にマスクをつけてみて血液中の酸素濃度がどう変化するのかを測定すれば良いですが、実際にこうした研究は既にいろいろと行われています。 たとえば、下記のような研究があり
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