ペルーで巨大魚ピラルクの養殖事業=世界へ輸出 ペルーで巨大魚ピラルクの養殖事業=世界へ輸出 【リマ6日ロイター時事】南米のペルーでは現在、アマゾンなどにすむ巨大淡水魚ピラルク(パイッチェ)を養殖して、海外のグルメ向けに販売する事業が進展中だ。養殖されたピラルクは米ニューヨーク、ヒューストン、それに仏パリなどのレストラン向けに出荷されており、米国では近く小売り販売が始まる可能性もある。 重さが100キロにもなるピラルクは世界最大級の魚の一つで、先住民は何世紀にもわたってもりで突いて捕って食料としてきたが、アマゾンに網が普及し、周辺の町が大きくなるにしたがって、生息数は減少の一途をたどった。 その養殖を始めたのはペルーの鉱業・セメント会社Hochschildが支援するアマゾン社。同社は輸出向けの養殖でこの魚の絶滅を防ごうとしており、育てた魚の一部は自然に戻している。 米マサチューセッツ州