3月10日に東京ドームで行われる東日本大震災復興支援試合「日本代表(侍ジャパン)対台湾代表」に出場する選手の発表会見が26日、東京都内で開かれ、昨年沢村賞を獲得した田中(楽天)ら24人が選ばれた。 田中のほかにパ・リーグ本塁打王の中村(西武)、セ・リーグ最優秀選手の浅尾(中日)ら昨年のタイトル獲得者を中心に選考が行われたほか、田中の同学年である斎藤佑、中田(いずれも日本ハム)、昨年セ・リーグ新人王の沢村(巨人)といった20代前半の若手も選ばれた。昨年日本一に輝いたソフトバンクの秋山監督が指揮を執る。 試合は国際試合同様にドーピング対象試合。関東地方で現在生活している被災者1万2千人を無料招待するほか、収益金の一部は義援金として被災地に贈られる。 秋山監督は今回の選手選考について「将来を見据えて、若い選手に国際試合を経験させたかった。生きの良い顔ぶれだと思う」と話した。 ■侍ジャパンメンバー