いろいろな人がビジネスモデルという言葉を使っています。ビジネスモデル特許の問題が議論になって以来,概念として注目されるようになってきたわけですが,一般に世の中で使われているビジネスモデルという語と,要求開発アライアンスを含めてIT業界や情報システムの世界でビジネスモデルというときとでは,少し違った意味合いがそこに込められているようです。 まず,世の中一般に流通しているほうのビジネスモデルとは,うまくビジネスを行うためにはどうすればよいのか,より儲かるためにはどんな商売の仕組みを考えればよいのか,を具体的な仕掛けとして提案したものを指します。「儲かる仕掛け・儲ける仕組み」と言ってもよいでしょう。企業家,例えば新たに会社を起こして一旗揚げてやろうと考えているベンチャー経営者は,誰もがここに知恵を絞っているでしょう。これが狭義のビジネスモデルです。 そして,ビジネスモデル特許と言う場合には,この
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