東京にある古いモノ、と聞いて何をイメージするだろうか。例えば浅草の浅草寺とか、煉瓦造の東京駅とか、あるいは何も思い浮かばなかったという方もいるかもしれない。 確かに、東京には古いモノがそれほど多くないというイメージがある。事実、関東大震災や太平洋戦争の東京大空襲、その後の高度経済成長の影響などによって、東京の古いモノは少なくなった。だがしかし、それでも東京には江戸時代の遺物がそれなりに残されているのである。 その中でも意外と多いのが、墓だ。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:寒い冬、サンマーメンと向き合う >