昨日のエントリーで、なぜ「書いてはいけない」と言ったかというと、あれは強烈な麻薬だからです。多くの人を堕落させる。それも強力な伝染力がある。その意味ではウィルスのようなものでもある。それが広まるのを阻止したかったのです。ぼくはそれを阻止したかった。 具体的に言うと、ああいう言説に感染すると「臭いものに蓋」をするようになるのです。自分にとって都合の悪いところは見ないようになる。それは、日頃の憂さを麻薬で晴らすようなものです。むしゃくしゃするから麻薬を打つ。打った時には気持ちが良い。その時だけは気分が晴れる。だけどそれはその場しのぎにしか過ぎなくて、薬が切れると反動が襲ってくる。前よりドヨンとなってしまう。前よりも憂鬱が大きくなる。だから仕方なくまた麻薬に頼る。後はお定まりの悪循環です。このスパイラルを断ち切るのは容易ではない。一度ハマるとなかなか取り返しがつかない。だから、大切なのは麻薬には