テレビ界今年最大のニュースといえば“ドラマ豊作”。そんな折、幸運にも人気脚本家・遊川和彦さんにインタビューをする機会がありました。大ヒットの読売系「家政婦のミタ」、奇想天外な展開が賛否を呼んだNHK連続テレビ小説「純と愛」と常に話題を提供してきた御仁。とかく明暗が分かれたと評されがちな「あまちゃん=宮藤官九郎」vs「純と愛=遊川」の総括を2回にわたって余すことなく語ってくれました。今はケンカを避けている 今回、初監督を務めた読売テレビ開局55周年記念ドラマ「遊川和彦への挑戦状~30分だけの愛」のPRに際し、同局の厚意で実現しました。まずは敬意を表して、小池栄子さんふんするマッサージ師と半身不随の証券マン(小沢征悦さん)との純愛を描いた作品について、遊川さんっぽくない“素直な仕上がり”になったと告げると-。 「最近、ストーリー展開を裏切りたいという気持ちが強すぎちゃってるのもあって。なるべく