U-23(23歳以下)日本が1次リーグ突破に王手をかけた。13日の初戦で北朝鮮を1-0で退けた後、同じB組のタイとサウジアラビアが1-1で引き分け。明日16日の第2戦タイ戦で勝てばグループ2位以上=準々決勝進出が確定する。北朝鮮戦はDF植田直通(21=鹿島)の1点を守り抜いたものの、取り組んでいるロングボール攻撃が機能せず。速攻と遅攻の使い分けを大会中に修正していく。 日本に追い風が吹いた。北朝鮮戦の後、同じ会場でB組のもう1試合、タイ-サウジアラビア戦がキックオフ。手倉森監督が観戦した前で格下と思われたタイが追いつき、勝ち点1を分け合った。この結果、日本は16日にタイを下せば決勝トーナメント進出。MF中島は「昨日のタイ戦はテレビでチラ見したくらい。とにかく勝てば準々決勝なので。1位突破を目指して勝ちたい」と意欲を高めた。 前日は薄氷を踏む思いの白星発進だった。手倉森監督が会見で開口一番「