「働き方」は個人が自由に決める時代日本におけるテレワークの現状は、見事に二極化して落ち着いてしまった感がある。日本全体を見渡すと、テレワークは世界と比べて後進国と言える現状だ。7割強の企業はテレワークを実施していない。 その一方で、テレワークを使いこなしている企業も一定数ある。ヤフーでは、従業員の約9割がテレワークで仕事の効率が向上する、もしくは変わらないと評価している。その結果、国内なら居住自由で朝11時に出勤できる場所ならどこに住んでも構わないという。福岡の様に空港が町中にある5分にあるような都市(福岡空港は博多駅から電車で5分)だと、片道2時間半で品川に着いてしまう。朝8時半に家を出て、空港のラウンジで朝ご飯を食べ、飛行機の中でメールチェックをして、11時にオフィスに到着だ。 テレワークで国内のどこからでも働けるということは、働く場所だけではなく、就業時間のような時間からも解放される
![テレワークの生産性を高める4つの整備|碇邦生(九州大学ビジネス・スクールQBS/合同会社ATDI)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b237b5a0caa5cd9e4b50db506107e873437f51cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F71083930%2Frectangle_large_type_2_81134ec7cd7eb4a94d47f8547caebd02.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)